出資する債権の発生原因

出資する債権の発生原因

DES(デットエクイティスワップ/Debt Equity Swap)とは、会社の債務(Debt)を株式(Equity)へ交換(Swap)することをいいます。

DESでは、会社に対する金銭債権を財産として出資します。その場合、対象となる債権を特定するため、債権の発生原因となる契約が必要となります。

GVA 法人登記では、1. 金銭消費貸借契約、2. 債務承認契約により発生した金銭債権のDES手続きのみの対応となります。
以下の説明を確認いただき、出資する金銭債権の発生原因を選択してください。

金銭消費貸借契約
金銭消費貸借契約とは、将来の弁済を約束した上で、金銭を消費するために借り入れる契約です。
平たく言えば、お金の貸し借りが金銭消費貸借であり、金融機関などからの融資や役員借入金も金銭消費貸借契約にあたります。
融資や役員借入金など、金銭消費貸借契約を締結していることが明らかであり、債権額や契約日なども明確な場合は、「金銭消費貸借契約」を選択ください。

債務承認契約
債務承認契約とは、債務者が債務を負っていることを改めて承認する契約です。
複数回にわたって借入を行ったり、借入と弁済を繰り返したりすることで、本来の弁済額や借入の時期が不明確な場合などに、債権者と債務者が合意し、現在の債権を承認・確認するものです。
債務承認契約によって、新たな債権が発生することになり、この債権を現物出資することができます。
融資や役員借入の時期や金額が明確ではない場合は、債権者と債務承認契約を締結し、債権額を確認した上で、「債務承認契約」を選択ください。

なお、GVA 法人登記では、金銭消費貸借契約、債務承認契約以外で生じた金銭債権のDES手続きには対応しておりませんので、あらかじめご了承ください。


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