【商標登録】類似群コードとは
類似群コードとは、商標の権利対象となる商品・サービス(役務)ごとに、生産部門、販売部門、原材料、品質等において共通性を有する商品、又は、提供手段、目的若しくは提供場所等において共通性を有する役務をグループ化し、特許庁によってそのグループに割り当てられた5桁のコードのことを指します。
同じ類似群コードが付与された商品・サービスは、類似していると推定され、商標の類似の判断もこの範囲内で行われます。
また、異なる区分の商品・サービス(役務)であっても、
同じ類似群コードが付与された商品・サービスは類似していると推定されます。
例:
第8類 ピンセット(類似群コード:01C01)
第21類 デンタルフロス(類似群コード:01C01)
そのため、商標が取得できるかどうかを調査する際は、同じ類似群コードの商品・サービス(役務)について、
類似する商標がないか確認する必要があります。
なお、商品・サービス(役務)ごとの類似群コードは、
特許庁の検索サイト(J-PlatPat) 内の類似商品・役務審査基準で調べることができます。