持分譲渡による新たな社員の追加方法
この記事では、持分譲渡に伴う合同会社の業務執行社員や代表社員の追加に関する書類を作成する場合の入力方法について解説します。
前提として、変更前の登記情報通りの会社基本情報・社員情報の入力が完了していることを確認し、登記手続きの選択から「持分譲渡（社員の変更）」メニューをクリックしてください。
持分譲渡の内容の入力について
①「持分譲渡（社員の変更）」メニューを選択します。
②持分譲渡をする該当の社員を選択、保有する持分の価額を入力
該当の社員のチェックボックスを選択。
現在保有している譲渡前の持分の価額を入力してください。
③「現在の社員以外を譲受人として追加する」を選択
持分譲渡により新たな社員を追加する内容で作成していますので、「現在の社員以外を譲受人として追加する」をクリックしてください。
④譲受人の内容を入力
譲受人の内容を入力してください。
個人の社員を追加する場合には「個人」を、法人社員を追加する場合には「法人」を選択後、氏名、住所、譲り受ける持分の価額等の必須箇所を入力してください。
⑤「持分譲渡の効力発生日」を入力してください。
持分譲渡により社員の変更が生じる日を入力します。
ここまでで、持分譲渡の内容の入力が完了しました。
続いて譲受人を業務執行社員や代表社員とし、登記を行う場合には「社員資格の変更」タブより入力します。
業務執行社員や代表社員の追加の内容の入力方法について
①画面上部に戻り、「社員資格の変更」タブをクリックしてください。
②持分譲渡を受けた方について該当の変更内容を選択してください。
該当の社員のチェックボックスをクリックすると、「業務執行権の付与」、「代表社員の就任」が表示されますので、該当の方を選択してください。
業務執行権の付与・・・新しく加入する社員を業務執行社員とする手続きで、業務執行社員として登記されます。
代表社員の就任・・・新しく加入する社員を代表社員とする手続きで、業務執行社員及び代表社員として登記されます。
選択内容に応じて変更後の内容が反映されますので、再度確認をしてください。
③業務執行社員や代表社員の選定方法を選択してください。
業務執行社員や代表社員の選定方法を選択してください。
選定方法については貴社の定款に記載がされておりますので、定款通りの選定方法に合わせて選択ください。
以上、持分譲渡による社員の追加について具体的な入力方法についての解説でした。
会社の変更内容に合わせて、情報を入力いただき、書類を作成してください。